菊池雄星「昨日西武の羽田くんが…」古巣の21歳剛腕の大台到達に苦笑い「球速は諦めました」
エンゼルス菊池雄星投手(34)が14日(同15日)、ジョージア州トゥルーイストパークでのオールスター戦前日イベントに出席し、日本人左腕史上最速の160キロを記録した西武羽田慎之介投手(21)に言及した。
羽田は14日の日本ハム戦(東京ドーム)、8回2死二塁の野村への6球目に160キロをマーク。1軍公式戦で日本人左腕が160キロを出したのは初となった。
菊池は古巣西武の後輩の剛速球をチェック。「もう無理ですね、100マイル(約161キロ)はね。3年くらい前まで目指してましたけど、もう昨日西武の羽田くんが160キロを出したので、日本人で一番先に出したかったんですけど、先を越されたので。球速は諦めました」と苦笑いで話した。
自身のキャリアについて菊池は「やはり息子に良いところを見せたいですし、1日でも長くプロ野球選手でいるところ、メジャーリーガーでいるところを見せたいっていうのが一番の自分のモチベーションになってますから。まだまだ今34ですけど、まだまだ止まるつもりはないですし、1日でも長く、家族のためにプレーしたいと思います高みを目指すというよりは、遠くまで行くみたいな」と話した。