【イラスト】セ・リーグの7月8日〜13日の試合結果

先週の入れ替え&ファーム情報を、球団別でおさらいします。セ・リーグ編。

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【阪神】13日に原口が1軍復帰した。7月に入って調子を上げ3カ月ぶり昇格の声がかかった。代打の切り札や外野での先発出場が期待される。代わりに豊田が抹消された。実績がある岩貞、島本の中継ぎ左腕も再昇格。調子を落とした桐敷は休養も兼ねて抹消。13日には育成ルーキーの右腕早川の支配下登録も発表された。2軍では大砲・井上が10日の広島戦で2本塁打した。

【巨人】ドラフト1位ルーキーの石塚が“プロ初本塁打”を放った。12日のイースタン・リーグ日本ハム戦に「1番遊撃」でスタメン出場。2回2死二塁で日本ハム細野の内角直球を捉えた打球は、左翼スタンドに飛び込んだ。「素直にうれしいですけど、大きく取り上げられるのは1軍でのホームランだと思うので、近い将来打てるように鍛錬を積んでいきたい」と引き締めた。

【DeNA】オースティンの実戦復帰が近づいている。すでにライブBPで実戦形式の打席にも立ち、フリー打撃では柵越えを連発。15日楽天戦(森林どり泉)から実戦デビュー予定の古巣復帰助っ人・フォードとともに打線復活へ期待がかかる。ファーム調整中の筒香も、13日ヤクルト戦(戸田)でソロアーチを放つなど、2試合で5打数3安打2打点と復調ぶりを示していた。

【広島】1勝もできなかった先週1週間だけで、計6選手の入れ替えが行われた。苦しいチーム事情がうかがえる。14日にはベテラン田中の出場選手登録が抹消された。6月7日に今季初昇格すると、2度目のスタメンとなった同13日の日本ハム戦では猛打賞を記録した。その後は7度のスタメン出場を含む11試合出場も、1安打止まり。15打席連続無安打で2軍降格となった。

【中日】新外国人マイケル・チェイビス内野手(29)を獲得した。遊撃以外は内野を守れ外野もできる。メジャー42発を誇る右打者。178センチと小柄ながら強いスイングが特徴。二塁、三塁での起用が濃厚で7月下旬には来日できる見通し。昨季3Aで同僚だったボスラーが先生役となる。

【ヤクルト】上半身コンディション不良でファーム調整中の村上が8日イースタン・リーグ楽天戦から実戦復帰した。復帰5試合で10打数4安打と1軍復帰に前進。ドラフト4位新人田中は1軍に8日DeNA戦から初昇格。茂木は下半身コンディション不良で8日に、石山は上半身コンディション不良で12日に出場選手登録を抹消された。沼田が支配下契約を結び、13日に1軍昇格。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【セ入れ替え&2軍情報】巨人ドラ1石塚“プロ初本塁打” DeNAオースティン実戦復帰近づく