新潟での活躍を誓う植村

アルビレックス新潟にJ2ジュビロ磐田から期限付き移籍で加入したMF植村洋斗(23)が14日、練習後に取材に応じ、「J1からのオファーはチャレンジだと思った。ワクワクしているし、自分の力をチームのために発揮したい」と意気込みを語った。

プロ2年目の植村は推進力とボールを持った時のアイデアで違いを見せるボランチで、両サイドバック(SB)でもプレーが可能。磐田では主に右SBに入った。磐田がJ1だった昨季は35試合に出場して1得点をマーク。J1の強度、プレー速度は熟知している。「1番はボランチをやりたいが(新潟の)強化部の方からは2つのポジションでやって欲しいと言われた。ケガ人も多いので、出たところで力を発揮したい」。

新潟から届いたオファーには「もらったその日に即決した」と迷いはなかった。「J1でどれだけ活躍できるかで今後の人生が大きく変わると思う。臆することなく100%の力を出し、主力として活躍したい」と力を込める。

J2降格圏に沈む新潟は6月から主力5人が退団し、さらにケガ人も多く抱えているため、複数ポジションを高水準でこなす植村には期待が懸かる。「残留は最低限の目標だし、新潟はどんどん上に上がって行かなければいけないチーム。自分の特長は新潟のサッカーに合っていると思う。結果にこだわりたい」。19位からの順位ジャンプアップを目指すチームに新風を吹き込む。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【新潟】J2磐田から期限付き移籍の植村洋斗「オファーの日に即決」勝利貢献で「人生大きく変わる」