【クラブW杯】賞金総額はW杯カタール大会上回る1450億円 猛暑や異常気象に苦言も
日刊スポーツ 2025年07月14日 18:56:30
4年に1度の大規模な大会に刷新されたFIFAクラブワールドカップ(W杯)は13日、米ニュージャージー州イーストラサフォードで決勝が行われ、チェルシー(イングランド)が2024-25年シーズンの欧州王者パリ・サンジェルマン(フランス)を3-0で破り、旧方式で争われた22年開催大会以来のクラブ世界一に輝いた。
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クラブW杯は今回から出場チームが7から32に拡大。賞金総額はW杯カタール大会の4億4000万ドル(約638億円)を大きく上回る10億ドル(約1450億円)の巨額に上った。米国で開催された今大会は欧州の放送に合わせたキックオフ時間で、炎天下での試合が続いた。6月28日のチェルシー-ベンフィカ戦は雷により約2時間中断。チェルシーのマレスカ監督は「大会の開催にふさわしい場所ではない」と苦言を呈した。来年6月に開幕するW杯北中米3カ国大会では、猛暑や異常気象への対応が求められそうだ。
情報提供元: 日刊スポーツ