ジャイアンツ対ドジャース 7回裏ジャイアンツの攻撃を無失点に抑えタッチを交わすドジャース先発の山本(撮影・垰建太)

<ジャイアンツ2-5ドジャース>◇13日(日本時間14日)◇オラクルパーク

ドジャース専属の地元放送局「スポーツネットLA」女性リポーターのキルステン・ワトソンさんが、試合中に山本由伸投手(26)の独特なトレーニングを紹介した。

山本はプロ入り後から「やり投げ」トレーニングを開始。メジャー移籍後も継続しており、現地でも注目を集めている。

山本が3イニング目に突入すると、ワトソンさんは「やり投げ」トレーニングを紹介。「先発投手はいろんな調整をします。山本の場合はジャベリック・スローイングを取り入れています。彼がNPB1年目から取り入れたものですが、最初は『肩や肘を壊す』と多くの批判を受けました」と伝えた。

つづけて「この方法を紹介したのは(現山本のトレーナーを務める)『矢田センセイ』で、彼も山本と一緒にドジャースへ来ました。これが山本にとって最高のトレーニング方法でした。彼は登板までに週2回ほどジャベリック・スローイングを取り入れています。自分の体や体重移動の感覚を知ることができます。こうやって体の動きを確認して、再び試合で投げる準備が完了するのです。色はドジャーブルーで、彼の精神的な支えになっています」とよどみなくリポートした。

山本はこの日、今季最長タイの7回を91球、3安打2四球無失点7奪三振と快投。守護神タナー・スコット投手(30)が、2-0の9回に同点を浴びて9勝目とはならなかった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ドジャース名物リポーター、山本由伸の独自トレを名リポート「最初は多くの批判を受けました…」