【高校野球】２年ぶり８強進出の旭川明成、吹奏楽部新チャンステーマ「MICHI」で後押し／北北海道

応援に駆けつけた旭川明成の吹奏楽部のメンバー。手前は奥山部長（撮影・保坂果那）

＜高校野球北北海道大会：旭川明成5－0紋別＞◇14日◇1回戦◇旭川スタルヒン

旭川明成が準優勝だった23年以来2年ぶりの8強進出を決めた。3投手による継投で紋別にノーヒットノーランで勝利を挙げた。攻撃では、2回2死二、三塁、8番・冨塚陸内野手（2年）の右前適時打で先制し、メンバー唯一の1年制、6番・古谷太一外野手が6、8回と2打席連続安打で3打点を挙げた。

吹奏楽部のメロディーが打線を後押しした。新チャンステーマ「MICHI～Wasshoi～」を北北海道大会初披露した。今春から使用しており、「わっしょい」のかけ声で盛り上げる。女性4人組管楽器ガールズグループMOSの楽曲で、メンバーのErnaさんが佐藤淳顧問（64）の旭川商時代の教え子だった縁で、演奏する。アルトサックス担当の奥山さくら部長（3年）は「吹いていても楽しい。流れを引き寄せられたら」と後押しした。

先制打の冨塚は「気分が上がり、打てる気がする曲。ありがたい」と話していた。