滋賀大会2回戦 玉川対滋賀短大付 先発した、滋賀短大付の桜本(撮影・中島麗)

<高校野球滋賀大会:滋賀短大付11-4玉川(8回コールド)>◇14日◇2回戦◇マイネットスタジアム皇子山

今春、春夏通じて初めて甲子園に出場した滋賀短大付が3回戦進出を決めた。

初戦で公式戦初完封したエース左腕・桜本(さくらもと)拓夢投手(3年)が、8回4失点で完投。4回まで1安打、7奪三振の安定した投球を披露した。

打線は「5番一塁」の松本彪人(あやと)内野手(3年)が、2本のランニング弾をマークするなど11得点とつながった。

ここ10年の夏の最高成績は4強で、2回戦までに姿を消すことが多かったが、今回が令和になってから初の3回戦進出(20年独自大会除く)となった。

08年に男女共学となり、09年に野球部が誕生。専用の練習場は持たないが、マイネットスタジアム皇子山は公式戦を見据えて練習で使用する“準本拠地”。慣れ親しんだ球場で快勝につなげた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】滋賀短大付、“準本拠地”で3回戦進出 今春に甲子園初出場/滋賀