7月5日、ドルトムント戦 先制ゴールを喜ぶレアル・マドリードのゴンサロ・ガルシア(ロイター)

レアル・マドリードのスペイン人FWゴンサロ・ガルシア(21)がクラブワールドカップ(W杯)の得点王に輝いたことをスペイン紙マルカ電子版が14日に報じた。

クラブW杯はチェルシーの優勝で幕を閉じた。Rマドリードは準決勝でパリ・サンジェルマンに敗れたが、シャビ・アロンソ監督に重用されたBチームのカスティージャ所属のFWゴンサロが予想外の活躍を見せた。

エムバペが入院を要する急性胃腸炎を患い、1次リーグを欠場した状況下、シャビ・アロンソ監督に抜てきされたゴンサロは、その期待に見事応えた。6試合すべてに先発し、アル・ヒラル、ザルツブルク、ユベントス、ドルトムント相手に計4得点を挙げた。

これにより、大会の得点ランキングでディ・マリア(ベンフィカ)、ギラシ(ドルトムント)、マルコス・レオナルド(アル・ヒラル)とともにトップに立った。

しかし、FIFA(国際サッカー連盟)はゴンサロがさらにパチューカ戦でアシストを記録したことを評価し、4得点1アシストで今大会の得点王に輝いたことを発表した(※他の3人は4得点0アシスト)。

マドリード生まれのゴンサロは、14年にRマドリードの下部組織に入団した。それ以降、順調にステップアップしていき、23年11月にトップチームデビューを達成。今季、トップチーム昇格が濃厚と伝えられている。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【クラブW杯】レアルBチームのカスティージャ所属、ゴンサロ・ガルシアが得点王 4G1A