【高校野球】「都立の星」狙う広尾、4年ぶり3回戦突破 プロ注目の古荘敦士7回3失点/東東京
<高校野球東東京大会:広尾7-4目黒日大>◇14日◇3回戦◇ジャイアンツタウンスタジアム
今夏の「都立の星」を目指す、広尾が目黒日大相手に主導権を譲らず、4年ぶりの3回戦突破を決めた。
初回、関秀丸内野手(3年)が左中間を破る適時二塁打で2点を先制。しかし、その直後に相手に1点を返され、1点差となった2回以降は両チーム譲らない投手戦となった。
試合が動いたのは、6回。再び関が左前適時打を放つと、古荘敦士投手(3年)も2点左前適時打で続くなど、5長短打4得点でリードを広げた。その直後に相手に2点を返され、3点差に迫られた7回は玉田真起哉内野手(2年)が左越えの適時二塁打で1点を加えた。
守っては今大会先発のプロ注目右腕・古荘が7回3失点、7奪三振、5四死球で力投。岩下将陸投手(2年)との4失点リレーで粘った。
初戦から2戦連続登板も、投打で勝利に貢献した古荘は修徳との4回戦(17日・神宮)へ「(修徳に負けた)足立新田と小山台も都立。同じ都立として絶対に負けられない」と意気込んだ。