カブス鈴木誠也が“神走塁〟で先発の今永昇太を援護 二塁から遊ゴロで一気に生還 PCAも興奮
<ヤンキース1-4カブス>◇13日(日本時間14日)◇ヤンキースタジアム
カブス鈴木誠也外野手(30)が“神走塁”で先発の今永昇太投手(31)を援護した。
鈴木は敵地のヤンキース戦に「3番右翼」で出場し、3-1の7回2死で右越え二塁打を放って二塁まで進んだ直後の場面。次打者の「PCA」ことクローアームストロングが二遊間を抜けそうな強いゴロを放ち、スタートを切った。打球は遊撃手ボルピが外野の芝の上で好捕し、すかさず一塁へ送球。ボールは少しそれて一塁手ゴールドシュミットの足がベースから離れ、内野安打となりPCAはセーフとなった。
直後にゴールドシュミットがホームを狙う鈴木に気づき、本塁へ送球。鈴木はスライディングでタッチをかいくぐり、二塁からショートゴロで一気に生還した。ホームでガッツポーズを見せ、PCAも一塁上で興奮気味に喜びを表現した。
鈴木は初回に2試合連続安打となる左前打を放ち、5打数2安打1得点で3試合ぶりのマルチ安打を記録して勝利に貢献。今季打率2割6分3厘、25本塁打、リーグ2位タイの77打点、OPS.866で前半戦を終えた。先発の今永は7回2安打1失点の好投で今季6勝目(3敗)を挙げた。