【クラブW杯】得点王はレアルの新星21歳ガルシア 4得点で4人が並ぶもアシスト数の差で受賞
<クラブW杯:チェルシー3-0パリ・サンジェルマン>◇13日(日本時間14日)◇決勝◇米ニュージャージー州イーストラサフォード
4年に1度の大規模な大会に刷新されたFIFAクラブワールドカップ(W杯)は13日、米ニュージャージー州イーストラサフォードで決勝が行われ、チェルシー(イングランド)が2024-25年シーズンの欧州王者パリ・サンジェルマン(フランス)を3-0で破り、旧方式で争われた22年開催大会以来のクラブ世界一に輝いた。
チェルシーはMFパーマーが2得点と活躍。前半22分と同30分に左足で決めた。同43分にはFWジョアン・ペドロがパーマーのお膳立てから追加点。2人はともに通算3ゴールとしたが、今大会の個人最多は4得点だった。
得点王は4得点1アシストをマークしたレアル・マドリードのFWゴンサロ・ガルシア(21)。アシスト数の差で受賞が決まった。ベンフィカのFWディマリア、ドルトムントのFWギラシ、アルヒラルのFWマルコス・レオナルドも4ゴールを挙げたが、この3人はアシストがなかった。アシストも並んだ場合は出場時間の短い選手が上位となる規定になっていた。
ガルシアはレアル・マドリードの下部組織出身の21歳。24-25年のリーグ戦は2試合40分程度の出場時間でゴールがなかったが、エースのFWエムバペが胃腸炎で欠場している間にチャンスをつかみ、結果を残した。