「ショウヘイは相手の裏をかいた」コンビ組んだ24歳ラッシング、大谷翔平の巧みな配球を明かす
<ジャイアンツ1-2ドジャース>◇12日(日本時間13日)◇オラクルパーク
ドジャースのダルトン・ラッシング捕手(24)が、今季5試合目の登板で好投した大谷翔平投手(31)について語った。
大谷は初回に99・9マイル(約161キロ)をマークして3者連続三振。2回と3回は走者を許しながら無失点に封じ、今季自己最長の3回を36球、1四球無失点4奪三振の内容だった。全体で直球は23球を投じ、1回は12球中9球が直球だった。
ラッシングは投球の組み立てに言及。「最初のイニングは直球を多く投げていた。相手打線がコースに絞って打ってきていると感じたから、配球を変えることにした。それが2回と3回の投球に表れたんだ」と説明。つづけて「彼のフォーシームは質が高いし、その球で成功してきた。だから相手は混乱していたと思う。でもショウヘイは2回と3回に相手の裏をかいた。早いイニングで変化球をストライクに決められたのが大きかった」と話した。
大谷はピッチコムを使用し、自ら配球をコントロールしている。