3回36球の大谷翔平「全然余力あった」「イニングも伸びる」NHK解説名捕手も完全復活に太鼓判
<ジャイアンツ1-2ドジャース>◇12日(日本時間13日)◇オラクルパーク
ドジャース大谷翔平投手(31)が、今季5試合目の先発で3回1安打無失点4奪三振と好投した。
1回は1番ヤストレムスキーを98・9マイル(約159キロ)の直球で空振り三振に仕留めると、続くラモスを99・9マイル(約161キロ)の直球で連続の空振り三振。3番のディバースからはスライダーで空振り三振を奪った。これで前回登板5日(同6日)アストロズ戦から、6者連続三振となった。
2回と3回は走者を許しながら無失点。今季自己最長の3回で最多の36球。直球の最速は99・9マイル(約161キロ)だった。
NHKBSでダルビッシュ有投手が先発したパドレス-フィリーズ戦を解説した元西武捕手の伊東勤氏(62)は、大谷の投球内容もチェック。
「全然余力はあったと思いますし、段階を踏んで調整してきている感じがします。オールスター終わったあとにイニングももちろん伸びてくると思います。今日も最初から100マイル近いフォーシームもありましたし、かなり完調に近いと思いますね」と評した。