ジャッジがメジャー史上最速で通算350号に到達 今季35号２ランでローリーに３本差に迫る

通算350号を放ったヤンキースのジャッジ（Gregory Fisher-Imagn Images＝ロイター）

＜ヤンキース2－5カブス＞◇12日（日本時間13日）◇ヤンキースタジアム

ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手（33）が今季35号2ランでメジャー通算350号を記録した。

本拠地のカブス戦で、0－5の9回1死二塁に、ノーボール2ストライクと追い込まれてからの3球目、98マイル（約158キロ）の速球を右中間へ運び、4試合ぶりの35号を放った。メジャー10年目でこれが節目の通算350本塁。通算1088試合目の出場でこれに到達し、マーク・マグワイアの1280試合を抜きメジャー史上最速の到達となった。

またオールスター戦前の35本塁打は、昨季に自身が記録した34本の球団記録を更新し、新記録となった。

本塁打王争いでは、38本をマークするマリナーズのローリーに次ぐ2位。両リーグではドジャース大谷翔平が32本で3位につけている。

ジャッジは史上最速の350本到達に「正直、何も言うことはない。今日、勝っていれば素晴らしいことだったけれど」と話した。