【日本代表】“百戦錬磨”GK早川友基が無失点デビュー、鹿島の守護神では史上3人目の代表戦
<東アジアE-1選手権:日本2-0中国◇12日◇第2戦◇韓国・龍仁
日本代表(FIFAランキング17位)は中国代表(同94位)を2-0で下し、2連勝とした。第1戦から先発メンバー全員を入れ替え、前半にFW細谷真大(23=柏レイソル)が先制ゴールを挙げると、後半にMF望月ヘンリー海輝(23=FC町田ゼルビア)がミドルシュートで追加点を奪った。守ってもGK早川友基(26=鹿島アントラーズ)の堅守が光り完封で飾った。
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鹿島のGK早川が今季J1で目立つ堅守を代表でも見せた。前半17分、相手と1対1のピンチを迎えたが、決定的なシュートを左に飛んでスーパーセーブ。後半43分には相手の強烈なシュートを落ち着いて正面でキャッチした。
今季はJ1で枠内シュートに対するセーブ数がリーグ最多の66回。「鹿島で結果を出しているからの舞台。鹿島の人に喜んでもらうためにも自分が代表でこれだけやれるんだというのを示したい」と話していたが、代表デビュー戦で見事にクリーンシートを達成した。
鹿島所属のGKが代表戦出場は高桑大二朗、曽ケ端準に次いで3人目。デビュー戦は高桑が1失点、曽ケ端も1失点で、無失点でのデビューは今回の早川が初となった。J1で史上初めてデビュー戦から100試合連続フル出場を続ける守護神は、抜群の安定感で代表定着をアピールした。