【高校野球】150キロ左腕擁する沖縄尚学か、創部4年目エナジックスポーツか/沖縄決勝みどころ
<高校野球沖縄大会:沖縄尚学-エナジックスポーツ>◇13日◇決勝◇沖縄セルラースタジアム那覇
今春センバツ出場校同士の沖縄頂上決戦となった。沖縄尚学は同16強入りし、夏は2年ぶりの頂点を目指す。
今大会はここまで4試合で1失点のみ。最速150キロの2年生エース末吉良丞が計20イニング連続無失点中。美来工科との準々決勝では9回を完封勝ち。6安打に封じ、14奪三振をマークした。守備もここまで無失策と堅守が光り、盤石な勝ち上がりぶりだ。
エナジックスポーツは2年連続で決勝に駒を進めた。創部4年目で春夏通じ初めて甲子園出場したセンバツで16強入り。「ノーサイン野球」をモットーとし、全国でも通用することを証明した。キーマンに挙がるのがU18日本代表候補で、俊足巧打のイーマン琉海内野手(3年)。不動の1番打者として、出塁できるかがカギを握りそうだ。
全国一番乗りで夏の甲子園切符を手にするのは沖縄尚学か、エナジックスポーツか-。注目の一戦となる。