中日対広島 6回表終了、選手交代を告げる新井監督(撮影・森本幸一)

<中日7-1広島>◇12日◇バンテリンドーム

広島が今季2度目の5連敗で、4月3日以来となる今季ワーストタイの借金3となった。

9回に小園海斗内野手(25)の適時打で完封負けは阻止したが、得点は1点だけ。リーグ戦再開後は14戦連続で3得点以下。深刻な得点力不足に陥っている。

投げては先発玉村昇悟投手(24)が立ち上がりからつかまり、3回までに5点を失った。結局、5回8安打4三振5失点で今季7敗目を喫した。

試合後の新井貴浩監督(48)の主な談話は以下の通り。

-玉村は

新井監督 初回から球のキレもなかったし、全部真ん中に、甘い所に集まっていたので、ちょっとピッチング的にも厳しくなったかなというところですね。

-打線の状態は

新井監督 打線の状態、状態…。状態というよりは、打てるように力を付けていくしかないのかな。そういう感じかな。状態とかじゃないと思う。

-力が足りていないのか

新井監督 シーズンは長いので。いい時、悪い時とかがあると思うし。点が取れていないというのはウチだけではないし。やっぱりそこは、なんて言うのかな、我慢、我慢のしどころかなと。状態というよりは、試合に出ながら、打席を重ねながら、力を付けていかないといけないのかなと思います。

-テコ入れは

新井監督 それはここでは言えないよね。今は言えない。

-点差があっても左翼席でファンが声援

新井監督 そうですね。こういう試合をお見せして、今日もたくさん来ていただいたのに、申し訳ないという気持ちです。

-モンテロがスタメンを外れた

新井監督 なかなか苦労してるし、昨日とか、最近はチャンスというのが結構あったからね。今日はケント(中村健)をファーストに入れました。

-遠藤が2番手で好投

新井監督 良かったね。真っすぐで空振りが取れていたし。すごくいいものを見せてくれたと思います。

-1軍では中継ぎで

新井監督 そこもまた見ながら。でも、いいものを見せてくれたので、いろいろ考えていこうかなと思います。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】今季2度目の5連敗 14戦連続で3得点以下 新井監督は「我慢のしどころ」/一問一答