中日対広島 試合終了、井上監督はスタンドの観客に手を振る(撮影・森本幸一)

<中日7-1広島>◇12日◇バンテリンドーム

中日上林誠知外野手(29)が2回の守備からブライト健太外野手(26)と交代した。1回1死二塁の第1打席で玉村の143キロの球が右肘付近に直撃。しばらくうずくまり立てなかった。その後も出場し佐藤の遊ゴロの間に2点目のホームを踏んだが、交代となった。

試合後、井上一樹監督(53)は「今からまたどうだという話はしますけど、本人は『ちょっと痛いです』ぐらいのレベルだったので。あれがもん絶して何も言葉が出ないということになってしまうと、『これは困ったもんだな』ってなりますけど。明日の試合はどうかなというところはありますが、たぶんそこまで、おおごとではないと思っています」と、説明した。

「病院には多分行ってはいないと思う。(右肘の)レガースと、その外れてる部分に当たったのかなっていう感じかな」と防具がない部分にも当たっているようで「本人はちょっと球を投げる方だから、『多分、球が投げれないかもしれません』と言ったところで、もう代わろうと」と、守りに影響があったため交代したという。

上林は今季81試合に出場。右翼のレギュラーとして打率2割6分6厘。いずれもチームトップの11本塁打、29打点、17盗塁をマーク。球宴にも選手間投票でソフトバンク時代の17年以来8年ぶりに選ばれている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】井上監督、右肘死球で途中交代の上林誠知に「たぶんそこまでおおごとではない」と説明