「大谷がやってくれた!」「サメに注意して」大谷翔平32号スプラッシュ弾に実況興奮&注意喚起
<ジャイアンツ8-7ドジャース>◇11日(日本時間12日)◇オラクルパーク
ドジャース大谷翔平投手(31)の“スプラッシュ・ヒット”に、ドジャース専属の地元放送局「スポーツネットLA」も大興奮だった。
大谷は0-1の3回1死三塁で、エース右腕ローガン・ウェブ投手(28)と2度目の対戦。初球の内角91・1マイル(約147キロ)のカットボールを完璧に捉え、打球は右翼フェンスを越えて「マッコービーコーブ」に飛び込む32号2ランとした。打球速度106マイル(約171キロ)、飛距離410フィート(約125メートル)、角度30度だった。
ジャイアンツの本拠地オラクルパークでは、「マッコービーコーブ」に着水する「スプラッシュ・ヒット」が名物。毎試合ボートに乗ったファンが海上で待機しており、ボールが海に飛び込んだ瞬間に争奪戦が発生する。大谷の初「スプラッシュ・ヒット」が着水すると、ジャイアンツのキャップをかぶった男性はボートから海に飛び込み、意地でボールをつかみとった。
「スポーツネットLA」は、大谷のホームランとボールをつかんだ男性に注目。「大谷がやってくれた! 大谷のスプラッシュ・ヒットです! サメに注意してくださいね。冷たい水にはサメがいますから」と声を弾ませた。
ジャイアンツ球団広報によると、大谷の32号は同球場の25年の歴史の中でビジター選手のスプラッシュヒットとしては65本目、ホームチームも合わせると171本目で、今季のビジターによるスプラッシュヒット1号。ドジャースでは、2021年5月22日のマックス・マンシー以来、8本目となる。最も多くスプラッシュヒットを放っているのはジャイアンツのバリー・ボンズで、35本を記録した。