怪物新人ミジオロウスキーが涙…歴史的球宴選出に「言葉が出ないよ…」史上最少通算5試合
ブルワーズの怪物新人ジェーコブ・ミジオロウスキー投手(23)が11日(日本時間12日)、カブスのマシュー・ボイド投手(34)の代替選手として、オールスター戦への出場が決まった。通算5試合での球宴出場は史上最少記録。
右腕ミジオロウスキーは、6月12日(同13日)のカージナルス戦でメジャーデビューしたばかり。同戦で5回ノーヒット(4四球)の投球を披露すると、次戦の同20日(同21日)のツインズ戦で6回をパーフェクト。7回に安打を許したが、先発投手がデビューから11イニング連続無安打を記録したのは史上初だった。
7日(同8日)のドジャース戦では、大谷翔平投手(31)に先頭打者アーチを浴びるも、最速101・6マイル(約164キロ)の直球に、97・4マイル(約157キロ)のスライダー、カーブやチェンジアップも交え7回を4安打1失点。自己最多の12奪三振をマークした。
今季は5試合に登板して4勝1敗、防御率2・81。25回2/3で33奪三振を記録している。歴史に残る球宴出場に「言葉が出ないよ…。本当に予想外でした。みんなすごく喜んでくれました。ジェットコースターみたいな展開だね」と涙を流しながら話した。