所沢対東農大三 1回裏東農大三1死二、三塁、2点適時打を放つ東條(撮影・山本佳央)

<高校野球埼玉大会:東農大三9-1所沢>◇12日◇2回戦◇所沢航空記念公園

昨夏ベスト8の東農大三が7回コールド勝ちで好スタートを切った。

東條雷士内野手(3年)が全打席で出塁し、勝利を呼び込んだ。1-0の初回、1死二、三塁のチャンス。「絶対に返してやろう」と打席に立つと、2点適時打を放ち、チームを勢いづけた。3安打4打点と3安打猛打賞の活躍を見せ「夏の大会で打てたのは、大きい」と笑みを浮かべた。

この日は、保護者や応援団、吹奏楽部など150人以上が応援に駆け付けた。「応援もすごい大きくて、力になる」。得点が入ると伝統の大根踊りで盛り上げ、ナインを後押しした。

3回戦は15日西武文理と対戦する。「どんな試合展開になろうと、自分たちの全員野球で頑張っていきたい」と意気込んだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】東農大三コールド発進 3安打4打点の東條雷士「大会で打てたのは大きい」/埼玉