前田健太、先発し5回10安打6失点も2勝目 今季3A成績は10試合2勝4敗、防御率7・35
<セントポール7-8アイオワ>◇11日(日本時間12日)◇ミネソタ州セントポール
カブス傘下3Aアイオワの前田健太投手(37)がツインズ傘下3Aセントポール戦に先発し、5回10安打6失点(自責5)、無四球7三振、1暴投で今季2勝目を挙げた。白星は6月4日以来。今季3Aの成績は10試合で2勝4敗、防御率7・35となった。
前田は初回、2死二塁からメジャー通算26本塁打の4番ジュリアンに2ランを浴びて失点。2回には1死満塁のピンチで1番マーティンに左前適時打を浴びたが、二塁走者がホームでアウトとなり、次打者を空振り三振に仕留めてこの回は1失点に留めた。
3、4回はともに3者凡退。5回表に味方打線が爆発して一挙7点を奪って逆転し、直後のイニングを0点に抑えた。6回も続投したが、先頭から3連打を浴びて失点し、無死二、三塁で降板。代わった投手が走者を返し、さらに失策も絡んで前田に計6失点が記録された。
前田は今季タイガースでリリーフとして開幕を迎えたが、7試合で防御率7・88と苦戦し5月7日に自由契約。同16日にカブスとマイナー契約を結んだ。