大谷翔平、スプラッシュ弾ゲットの男性「この人はすごいもの手に入れましたね」NHK解説も称賛
<ジャイアンツ-ドジャース>◇11日(日本時間12日)◇オラクルパーク
ドジャース大谷翔平投手(31)が第2打席で2試合ぶりの32号“スプラッシュ・ヒット”を放った。
0-1の1死三塁で、エース右腕ローガン・ウェブ投手(28)と2度目の対戦。初球の内角91・1マイル(約147キロ)のカットボールを完璧に捉え、打球は右翼フェンスを越えて「マッコービーコーブ」に飛び込む32号2ランとした。打球速度106マイル(約171キロ)、飛距離410フィート(約125メートル)、角度30度だった。
ジャイアンツの本拠地オラクルパークでは、「マッコービーコーブ」に着水する「スプラッシュ・ヒット」が名物。毎試合ボートに乗ったファンが海上で待機しており、ボールが海に飛び込んだ瞬間に争奪戦が発生する。大谷の初「スプラッシュ・ヒット」が着水すると、ジャイアンツのキャップをかぶった男性はボートから海に飛び込み、意地でボールをつかみとった。
NHKBSで解説した元広島の小早川毅彦氏(63)は「この人はすごいもの手に入れましたね」と称賛。大谷の本塁打には「しっかりと初球から、チャンスでしたし積極的にいきました」と語った。この回の攻撃については「キム・ヘソンが出塁してスチールしました。エドマンが進塁打打って、そういったもので、大谷が何とかしようと思って打席に立った結果がホームランにつながったと思います」と解説した。