ロッテ対西武 選手交代を告げる西武西口文也監督(撮影・小沢裕)

<ロッテ2-2西武>◇11日◇ZOZOマリン

西武は今季80試合目にして、初の延長12回引き分けとなった。

西口文也監督(52)はこの試合を「9回まではね、雰囲気的には負けゲームっていう形でしたけどね、10回以降の延長というところは本当に勝てたってことで、勝ちゲームを落としたっていう感じなんで、雰囲気的には『勝てたのかな…』と。あと1点、あと1本ってとこですね」と振り返った。

先発の武内夏暉投手(23)が3回までに6安打2失点と不安定で、結局5回で降板。その後、回またぎも含め7人がリリーフで登場。6回から延長12回の7イニングを被安打1でしのぎきった。

特に、イニング途中で登板し、ピンチをしのいでから回またぎにも成功した佐藤隼輔投手(25)、黒木優太投手(30)の働きは大きかった。

西口文也監督(52)も場面場面で采配や起用の難しさを認めつつ「みんながみんな、本当にいい仕事をしてくれた結果、この12回引き分けって形につながってるのでね、本当によく投げてくれたと思います」と奮闘をたたえていた。【金子真仁】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】80試合目で初の引き分け 西口文也監督「雰囲気的には勝てたのかな…と」