宮本慎也氏=25年7月

元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が、公式YouTube「解体慎書」で、時折、物議を醸すリプレー検証の方法に、新たな検証の方法を提案した。

宮本氏は「本当だったら、第三者機関に委ねるのがいいです。時間もかかるじゃないですか。1回1回、(審判が映像の確認で裏に)戻って。スピードアップと言ったって、あの時間がもったいないわけで」と指摘した。

さらに「もし、第三者機関ができないのなら、予備の審判がいるんで、とにかくその人の判断で決めさせる。それだけに予備の審判の人も気が抜けないわけですよ。ちゃんとしっかり見て、判断してやれば、僕はそんな文句は起きないんじゃないかと思うんです」と提案した。

リプレー検証を巡っては、2日の阪神-巨人戦(甲子園)で、二塁からホームに突入した阪神森下が、1度はアウトが宣告されたが、阪神藤川球児監督(44)がリクエストし、リプレー検証の末にセーフに覆った。

阿部慎之助監督(46)は球審に投手交代を告げる際に、ルール上は禁止のリクエストの結果に抗議し、退場が宣告された。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 宮本慎也氏 リプレー検証に新提案「第三者機関ができないのなら…」巨人阿部監督は阪神戦で退場