ベンチから選手に声をかける六日町の若井監督

<高校野球新潟大会:六日町19-2長岡高専>◇11日◇2回戦◇長岡市悠久山野球場

夏の指揮を執るのは今大会が最後になる六日町の若井聡監督(65)は「夏は発表の場」と話した。

大量19得点にも、3回表に4安打で2点を奪われると「あれが1点差だったら逆転される。夏は流れが大切。まず1つアウトを取れと指示した。選手もわかったでしょう」と隙をみせなかった。83年の糸魚川商工(現糸魚川白嶺)を皮切りに今年が監督生活43年目。92年秋、部員12人の三条東を率いて北信越大会に進出し、01年夏は十日町を初の甲子園に導いた名将は「やるべきことはやって、いつ終わってもいいように伝えることは伝えてきた」と平常心でナインとともに最後の夏を過ごす。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】六日町・若井監督「夏は流れが大切。まず1つアウトを」19得点も隙見せず/新潟