大谷翔平2試合ぶり32号逆転弾、球宴前の球団最多記録更新 昨年と同じシーズン54本ペース
<ジャイアンツ-ドジャース>◇11日(日本時間12日)◇オラクルパーク
ドジャース大谷翔平投手(31)が、2試合ぶりの今季32号本塁打を放った。敵地オラクルパークでのジャイアンツ戦に「1番DH」で先発し、3回の第2打席で逆転2ランを放った。8日に放った31号は、19年ベリンジャーを超え、オールスター戦前の球団最多記録更新。さらに記録を伸ばした。
オールスター前では最後となる3連戦。同じナ・リーグ西地区で2位につけるライバル球団との戦いで、主軸打者として存在感を示した。5日に31歳になってから2本目、7月に入ってからは3本目。6月16日に登板を開始して以降は7本目となった。例年爆発する6月は7本塁打に終わったが、誕生月の7月は巻き返しが期待される。
これでチーム95試合目で32本塁打となり、昨年と同じシーズン54本ペースとなった。ただし、自己最多54本で本塁打王を獲得した昨季は、チーム106試合目(7月27日)に32号を記録しており、今季は11試合も早い到達。日本人初、ドジャースでは球団初となる60本の大台も視野に入ってくる。
ジャイアンツ戦での本塁打は通算7本目。サンフランシスコのオラクルパークでは通算3本目となった。
◆大谷の年度別本塁打
18年=22本
19年=18本
20年=7本
21年=46本
22年=34本
23年=★44本
24年=★54本
【★は本塁打王。23年まではエンゼルス】