原宿でMLBオールスターグッズ販売開始 LA帽子は大谷翔平人気でNYを逆転
米大リーグ(MLB)の本年度オールスターグッズを東京・原宿の「SOUVENIRS Tokyo-Jingumae」が11日、販売開始した。Tシャツやトートバッグ、タンブラー、コースターなどが、21日まで店頭に並んでいる。
同店では、帽子やTシャツ、ユニホームなどメジャーリーググッズも取りそろえている。特に帽子は豊富で、運営するOSMインターナショナルの伊達泰三さんは「ドジャースの帽子は大谷翔平投手が入団してから一気に売り上げが増えて、今では4割を占めている。それまで35%で1番人気だったヤンキースのNYを超えました」と大谷効果を語った。
同店は東京メトロ明治神宮前駅(原宿駅)東急プラザ原宿ハラカド内2階にある。若者や外国人観光客が多く集まる土地柄ゆえ、購入者は熱烈な野球ファンよりは一般の若者が多い。「LA(ドジャース)もNY(ヤンキース)もチームカラーよりアースカラーの方が売れています」と伊達さん。特に5年ほど前にドジャースがLの文字を細く変えてからファッション性が高まり、人気が上昇したという。
また、パドレスの帽子も、ブラウンと黄色の組み合わせが流行色となったため、昨年から人気が出たという。数年前には緑色が流行したため、アスレチックスの帽子が急に人気を集めたこともあったという。
今週末と来週末は、店頭にミシンが置いてあり、無地の野球キャップを購入すると、刺しゅうやワッペンを縫い付けることができる。時間は4分ほどで完成するため、新たな人気スポットになりそうだ。【斎藤直樹】