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カブスとフィリーズで監督を務め、歴史に残る「ブチ切れ」で知られたリー・エリア氏が9日(日本時間10日)に87歳で死去したと、フィリーズが10日(同11日)に発表した。

エリア氏は1982年から2年間カブス、87年から2年間フィリーズを指揮し、通算238勝300敗。監督としてポストシーズン進出の経験はないが、フィリーズの三塁コーチとして80年ワールドシリーズ制覇を果たした。

有名なブチ切れを起こしたのはカブス監督だった83年4月29日、ドジャースに3-4で敗れた後のことだった。開幕からそこまで5勝14敗とチームは大苦戦。試合後に地元メディアに囲まれたとき、約3分間で放送禁止用語の「F」ワードを30回も口にし「クソな日。クソなシカゴのファンもオレをボコボコにするだろう」などとわめき散らした。そのときの囲み取材の録音は今も残り、歴史に残るブチ切れ騒動として語り継がれている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 歴史に残るブチ切れ騒動で名をはせたカブスとフィリーズの元監督リー・エリア氏が87歳で死去