メッツ戦で力投するオリオールズ菅野智之(ロイター)

<オリオールズ7-3メッツ>◇10日(日本時間11日)◇オリオールパーク

オリオールズ先発の菅野智之投手(35)が、6回4安打3失点3四球(1敬遠)2奪三振と粘りの投球で、今季7勝目(5敗)を挙げた。クオリティースタートは6月3日以来、約1カ月ぶりだった。チームはダブルヘッダーをスイープした。

試合後は、現地中継局MASNなどメディアの囲み取材で登板を振り返った。

今日の登板に向けて何か修正したか

「とにかくボールを低めに集めようということを意識して投げました」

-両親が観戦に来ていたことがモチベーションに?

「うーん、やっぱり両親の前で勝ちたかったですし、いい姿を見せたかったので、プラスアルファで力になったと思います」

-投球フォームで調整した点は

「体重移動の時間を長くしようっていうふうに、考えてやっていましたけど。とにかく低めに投げようっていうことで、メカニックの方にもいい作用があったと思います」

-直球の球速もいつもより出ていたが体重移動の影響

「それもあると思いますし、ここ数登板うまくいかなかったですけど、フレンチ(投手コーチ)だったり、いろんな人と相談しながらやってきた結果が、今日こういう形でつながったと思います」

-今まででこの1カ月のような苦戦は経験しなかったと思うが、どう乗り越えた

「うーん、まあ、ここまで打たれたことはなかったんですけど、どんな、つらい時期も乗り越えてきたので、とにかく自分を疑わないこと、自分自身をしっかり信じるということだけは、それだけは念頭に置いてやってきました」

-ベーカー投手が今日トレードに出されたが、チームにまだ望みがあると思う

「こういう強い相手でも勝ち越せるチーム力があると思いますし、この1カ月くらいですけど強いチームの戦い方ができているので、僕はまだ全然チャンスがあると思います」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 菅野智之6回3失点で7勝目「両親の前で勝ちたかったですし、いい姿を見せたかった」/一問一答