横浜栄対横浜商 敗戦し涙を流す横浜商(撮影・寺本吏輝)

春夏合計16度の甲子園出場を誇る伝統校、横浜商(神奈川)が10日、2013年以来12年ぶりに初戦で姿を消した。サーティーフォー保土ケ谷球場で行われた1回戦で、横浜栄に5-8で敗れた。

初回、横浜栄に2点を先制された。4-4で迎えた8回に1点勝ち越すも、その裏に一挙4点を奪われた。昨秋から指揮を執り、夏の大会では初采配となった広浜優監督は「なんとも言えない。選手の硬さがあったのでどうにか力を引き出したかったが、できなかった」と話した。

茨城大会2回戦では04年センバツに出場した土浦湖北が2-3で藤代に敗退。埼玉大会1回戦では95年のセンバツに出場した鷲宮が1-5で星野に、栃木大会1回戦では夏の甲子園6度出場の足利工が0-1で黒磯に敗れた。

福岡大会2回戦では昨夏4強の近大福岡が3-7で豊国学園に、春夏通算5度甲子園出場の福岡工大城東は3-13で香椎工に敗れた。

大分大会2回戦では甲子園春夏18度出場の津久見が1-2で柳ケ浦に、佐賀大会2回戦は佐賀工が2-5で敬徳に敗れた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】横浜商12年ぶり初戦敗退、甲子園春夏5度の福岡工大城東も…/10日の主な敗戦校