宮本慎也氏、阪神が独走状態のセ・リーグに「どこかがボンと出ていかないと止められなくなる」
元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が、公式YouTube「解体慎書」で、阪神の独走状態を止めるポイントとして、2位のチームがオールスター前までのゲーム差を「5ゲーム差以内」に縮めることを指摘した。
宮本氏は「5ゲーム以上開くと、タイガースはちょっと落ち着いてできます。ただ、オールスター明けが1つのポイントになってくるので、いけそうだなと思った時にちょっと油断みたいなのが出ちゃうと、またガチャガチャってなる可能性もなきにしもあらずなんで」
「オールスターまでちょっと見てみて、オールスターまでに6・5ゲーム以上開くとちょっとタイガースかなという雰囲気になってくる。5ゲーム以内になってくると、またわからなくなってくる」と話した。
今後について「広島、巨人、DeNAのどこかがボンと出ていかないと、タイガースを止められなくなる。こういう状況になると、優勝はほっておいて、CS争いに注目がいくとペナントレースとしては面白くないので、他のチームは頑張ってほしいなと思います」と話した。
2位以下のチームに目を向け「点が取れないですよね。広島と巨人がやってたゲームも常に僅差ですし、3点以下とかロースコアで決着がついてますし、DeNAもなかなか思うように点が取れなくて、ピッチャーは何とか頑張ってたんですけど、最近打たれたりしてるんで。何とかオールスターまでしのいで、ここから頑張って、貯金5を目指してほしい」と話した。