ヤンキースがラメーヒューの契約を解除し自由契約に「こんな結末になるのは辛い」と主将ジャッジ
ヤンキースは10日(日本時間11日)、前日9日にメジャー40人枠から外していたDJ・ラメーヒュー内野手(36)との契約を解除し、自由契約とすると発表した。
残っている来年の年俸2200万ドル(約31億9000万円)は、ラメーヒューが他球団と契約した場合でも、ヤンキースがほとんどを負担する見込みとなる。
メジャー15年目のラメーヒューは、今季45試合に出場し打率2割6分6厘、2本塁打、12打点。19年にロッキーズからヤンキースに移籍し、4年連続で球宴に選出されるなど計6度選出。
ロッキーズ時代の16年に首位打者に輝き、22年にはユーティリティー選手として4度目のゴールドグラブ賞を受賞した。だがここ数年はケガと打撃不振に苦しみ、今季は二塁を守ったが、今季は精彩を欠き守備でも信頼を失っていた。
チームキャプテンのアーロン・ジャッジ外野手(33)は、球団がラメーニューとの決別を決めたことを現地メディアに問われ「球団にとって彼がどれだけ大きな存在だったか、僕にとってもどれだけ大きな存在だった。19年以降のチームのポストシーズンは、彼なしでは果たせなかった。こんな結末になるのは辛い。チームみんな、悲しんでいる」と話した。