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<高校野球神奈川大会:横浜栄8-5横浜商>◇10日◇1回戦◇サーティーフォー保土ケ谷球場

横浜栄が伏兵の一撃で、春夏合計16度の甲子園出場を誇る横浜商に劇的勝利を収めた。

1点を勝ち越され4-5で迎えた8回裏2死満塁、本多凌投手(3年)の代打で渡辺唯翔外野手(3年)が告げられた。打席に向かう前、「楽しめよ!」と本多から笑顔でハグをされた。

「その声で気が楽になった」

落ち着いて集中力を高め、初球の直球を完璧に捉えて走者一掃の三塁打。普段は犠打や進塁打の役割が多いといい「こんなにしびれる場面で打ったのは人生初。夢でも見てるんじゃないか」と興奮を隠せなかった。

次戦は12日、山手学院との対戦になる。渡辺は「最高の仲間ともっと長く野球をして、目標のベスト8を達成したい」と笑顔で話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】夢じゃない!横浜商撃破の横浜栄・渡辺唯翔「夢でも見てるんじゃ…」代打逆転打/神奈川