【広島】勝ちパターン崩れ逆転負け…阪神戦8連敗で9.5差 6月20日以来借金1で3位転落
<広島3-6阪神>◇10日◇マツダスタジアム
勝ちパターンが崩れ、阪神に逆転負けを喫した。同一カード3連敗で、阪神戦は8連敗。6月20日以来の借金1となり、3位に転落した。首位とは9・5ゲーム差に開いた。
逆転もつかの間だった。3-1と逆転した直後の7回。2番手島内颯太郎投手が乱調だった。先頭豊田への四球から1死二、三塁とすると、代打糸原には中犠飛を打たれて1点差となった。2死二塁から近本に再び四球。続く中野にもボールが先行し、カウント3-1からの真っすぐを左翼へ打たれて同点に追いつかれた。試合前まで防御率0・30だった右腕が2点を失い降板。代わった森浦も勢いづいた阪神打線を止められず、森下、佐藤輝に連続適時二塁打を浴びた。続く大山に四球を与えた森浦は、1アウトも取れずに降板となった。
6回まで好投続けた先発森を援護できなかった打線は、森に代打が送られた6回裏に一時は逆転した。2四球などで満塁とすると、代わった桐敷から押し出し死球で同点。秋山の中前打で2点を勝ち越した。再逆転を許した終盤8回は1死から3連打で満塁をつくったものの、モンテロ、代打中村奨が凡退した。