C大阪DF高橋仁胡(24年8月撮影)

セレッソ大阪は10日、U-20日本代表のDF高橋仁胡(19)が、右足小指の付け根にあたる第5中足骨骨折で、7日に手術を行ったことを正式に発表した。

クラブは詳細を公表していないが、全治は3カ月と診断されたもよう。手術後、松葉づえで歩行している高橋は今後、リハビリに専念する。

バルセロナの下部組織出身で昨夏にC大阪に入団したレフティーは、5日のガンバ大阪とのダービーに先発。前半終了間際に相手との競り合いでジャンプし、着地の際に右足を負傷。これが運悪く、骨折という重傷を招いてしまった。

9月27日にチリで開幕するU-20ワールドカップ(W杯)には、不動の左サイドバックとして2大会連続の選出が確実だった。全治の日数から出場は絶望的とみられ、C大阪はもちろん、U-20日本代表にとっても痛恨の長期離脱となる。

◆高橋仁胡(たかはし・にこ)2005年8月17日、アルゼンチン人の父と日本人の母を持ち、スペインで生まれた。バルセロナの下部組織で育ち、21年にU-16スペイン代表に選ばれたが、日本代表を選択してU-19、U-20代表に。23年U-20W杯アルゼンチン大会に出場し、24年7月にC大阪入り。J1通算15試合1得点。173センチ、65キロ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【C大阪】高橋仁胡の右足甲骨折と手術を正式発表 全治3カ月 9月のU―20W杯出場絶望的か