デビュー戦で3回途中4失点のナショナルズ小笠原、次回は12日からのブルワーズ戦で先発予定
ナショナルズのカイロ監督代行は、6日(日本時間7日)のレッドソックス戦でメジャーデビューした小笠原慎之介投手(27)が先発ローテにとどまり、次回は11日(同12日)から始まる敵地でのブルワーズ3連戦中に先発する予定だと明かした。9日(同10日)、地元放送局MASN電子版が伝えた。
小笠原は負傷者リスト(IL)入りした先発右腕ウィリアムズに代わって6日のレッドソックス戦に先発。だが初回に適時打2本と2ランを浴びていきなり4点を失い、3回途中を投げて7安打4失点、2三振で敗戦投手となった。チームはナ・リーグ東地区最下位に沈んでおり、試合後にはデーブ・マルティネス監督とマイク・リゾGMが解任された。
カイロ監督代行はこの日のカージナルス戦前に地元メディアの取材に応じ、小笠原の今後の起用法について「現時点ではこのまま先発ローテにとどまる。もし変更があれば知らせるが、今の段階では彼(が先発する)」と話した。
小笠原は昨オフに中日からポスティングシステムを利用してナショナルズと2年総額350万ドル(約5億800万円)で契約。先発ローテ入りを目指しキャンプに臨んだが、オープン戦は5試合で防御率11・25と振るわず、開幕を3Aで迎えた。4月中旬に右脇腹を痛めIL入り。6月に傘下ルーキーリーグで実戦復帰し、その後ハイ1Aで2試合に登板した。今季はマイナー6試合で1勝1敗、防御率4・50。