元ロッテのダラス・カイケルがロイヤルズとマイナー契約 15年にサイ・ヤング賞
ロイヤルズは9日(日本時間10日)、15年にサイ・ヤング賞を受賞し、昨季はロッテでもプレーした先発左腕ダラス・カイケル(37)とマイナー契約を結んだと発表した。メジャーに昇格すれば基本年俸200万ドル(約2億9000万円)が登録日数に応じて支払われる。
カイケルは12年にアストロズでデビューし、14年に12勝を挙げ初の2桁勝利をマーク。翌15年には20勝8敗、防御率2・48、216奪三振を記録して最多勝に輝き、サイ・ヤング賞を受賞した。17年には14勝を挙げ、球団史上初のワールドシリーズ制覇に貢献した。
18年オフにFAとなり、19年はブレーブス、20年からホワイトソックスでプレー。21年以降は低迷し、その後はDFA(メジャー40人枠から外す措置)とマイナー契約を繰り返してダイヤモンドバックス、レンジャーズ、ツインズなどに所属した。昨季はブルワーズで4試合に登板するも7月に自由契約。直後にロッテと契約し、8試合で2勝4敗、防御率3・60を記録した。メジャー通算103勝92敗、防御率4・04。