パイレーツ・クルーズがHRダービー参加へ 驚異的なパワー、メジャートップ打球速度154キロ

パイレーツのオニール・クルーズ

MLBは8日（日本時間9日）、今季15本塁打を放っているパイレーツのオニール・クルーズ外野手（26）がオールスター戦（7月15日・アトランタ）の前日に行われるホームランダービーに出場すると発表した。今季メジャートップの35本塁打を放っているマリナーズのローリー捕手、ブレーブスのスター外野手アクーニャJr．、ナショナルズのウッド外野手、ツインズのバクストン外野手に続いて5人目の参加選手で、残すは3人となる。

クルーズは驚異的なパワーを持つことで知られ、今季の平均の打球速度96.1マイル（約154.7キロ）はメジャートップ。5月25日のブルワーズ戦で放った11号ソロは打球速度122.9マイル（約197.8キロ）を計測し、15年にスタットキャストが導入されて以降のメジャー最速記録となっている。

今季成績は打率2割3厘、15本塁打、35打点、OPS.717、ナ・リーグトップの28盗塁。パイレーツではバリー・ボンズ以来2人目となる「30－30」を達成する可能性がある。