高校野球京都大会 2回戦 城陽対福知山成美 先発で好投する福知山成美・田上(撮影・佐藤奨真)

<高校野球京都大会:福知山成美-城陽8ー1(8回コールド)>◇8日◇2回戦◇太陽が丘球場

福知山成美が2013年以来の夏の甲子園出場に向け、快勝発進した。先発を任されたのは、背番号10の田上(たのうえ)慧投手(3年)。188センチの長身から投げ込む直球とカットボールを武器に「自分の力を出せた」と、城陽打線から6者連続三振を含む8回13奪三振1失点と好投した。

攻撃では、3回から相手投手を攻略。6回には主将の中井佑内野手(3年)が「打った瞬間、確信した」と左翼に飛び込む本塁打を放ち、試合を決定づけた。

昨秋の新チームスタートから就任した審(あきら)研人監督(35)は「3年生がよく頑張ってくれた。小沢と田上はダブルエース」とねぎらった。監督として初めて挑む夏。次戦は春の府王者・京都共栄学園。中井主将は「挑戦者として勝ちにいく」と闘志をむき出しにした。【佐藤奨真】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】福知山成美の背番号10田上慧が8回13奪三振で快勝「自分の力を出せた」/京都