【西武】ベルーナドームの冷涼化対策を発表 大規模ミスト設備&滝!? 選手の熱中症対策も
西武が、本拠地ベルーナドームの冷涼化対応として、さまざまな対策を実施する。
選手の熱中症対策として、21年のドームの大規模改修時にベンチへ空調設備を導入。ベンチの後方に冷風機を2台設置し、ベンチ内にシャーベット状のドリンク、水分補給用のドリンクを複数用意している。
新たな対策として、ベンチ裏に業務用冷蔵庫を設置し、選手の体を直接冷やすためのネッククーラーや氷のうなどを追加で用意している。
6月27日の日本ハム戦では西武今井達也投手(27)が、熱中症で緊急降板するなど、ベルーナドームでの試合は、暑さ対策が必須で、球団側は数々の冷涼化対策に取り組んでいる。
ベルーナドームでは、観戦者向けの冷涼化対応として、8日の楽天戦から大規模ミスト設備の運用を開始した。
メインコンコースの頭上の屋根や、柱の足元からミストが噴射され、噴射中はミストの周辺で最大5度程度の温度の低下が見込まれる。
また、新たな冷涼化対応として、球場の屋根上から水が流れ落ちる冷涼化設備「BIG WATERFALL(ビッグ ウオーターフォール)」の運用を8月9日の楽天戦から導入することを発表した。
一、三塁側のメインコンコース入り口付近の屋根に設置する複数のノズルから水を噴出し、滝を出現させる。開場から7回終了までの間で、1回につき1分30秒間、滝の放水を複数回実施する。