日本育ちのDF松永早姫が台湾代表でE-1出場「日本で学んだ経験や知識を還元したい」
日刊スポーツ 2025年07月08日 17:30:49
【龍仁(韓国)8日=永田淳】韓国で9日に開幕する女子の東アジアE-1選手権の公式会見が行われ、日本育ちの台湾代表(FIFAランキング)DF松永早姫(29=台湾・新北航源FC)が出席した。
千葉県出身の松永は、すフィーダ世田谷FCや愛媛FCレディースでプレーした後、台湾に戦いの場を移し、台湾国籍を取得。「おばあちゃんのルーツが台湾にあって、この決断をした」と経緯を説明した。
今年2月から代表選手として活動してきた松永は「なでしこジャパンの選手たちは私の夢でもあったので、ここで戦えることは本当に光栄」と対戦を心待ちにしながらも、台湾の一員としての立場を強調した。「もう憧れではなく、現実として起こっている。再来年のW杯に台湾が出場できるように、日本で学んだ経験や知識を台湾に還元したいと考えている」とチームの成長に貢献することを誓った。
台湾はなでしこジャパン(同7位)と9日に対戦する。
情報提供元: 日刊スポーツ