レンジャーズ戦に先発したエンゼルス菊池雄星(ロイター)

<エンゼルス6-5レンジャーズ>◇7日(日本時間8日)◇エンゼルスタジアム

エンゼルスが指揮官退場の一戦をサヨナラで制した。

先発の菊池雄星投手(34)は1回、シーガーに先制2ランを被弾。打線は18、19年のサイ・ヤング右腕ジェーコブ・デグロム投手(37)から2回までに3点を奪い、逆転に成功した。

だが、菊池がピリッとせず、3回に2本の適時打で逆転を許した。それでも打線は6回にダーノーとウェードの適時打で再び逆転。8回にバックマンが同点に追いつかれ、5-5で9回を迎えた。

先頭のレンヒーフォが二塁打を放つと、ニューマンの安打とネトの申告敬遠で満塁。1死満塁のビッグチャンスに、ノーラン・シャヌエル内野手(23)が、フルカウントからサヨナラの押し出し四球を選び、シーソーゲームに終止符を打った。

菊池は5回6安打2四球4失点4奪三振で勝ち負けつかず。初回にハガーティの投ゴロ処理で豪快に転倒するアクシデントもあったが、5回を投げきった。

7回の攻撃では、マイク・トラウト外野手(33)の打席での見逃し三振判定を巡り、モンゴメリー監督代行が猛抗議の末に退場処分となった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 エンゼルスが押し出し四球で劇的サヨナラ 菊池雄星の転倒、指揮官退場のドタバタ試合を制す