【高校野球】神宮で村上が躍動 芝浦工大付・村上慶多「4番投手」左横手で1失点完投/東東京
日刊スポーツ 2025年07月08日 12:42:59
<高校野球東東京大会:芝浦工大付5-1日本工大駒場>◇8日◇2回戦◇神宮
神宮で村上が躍動した。芝浦工大付のエース・村上慶多投手(3年)は、「4番投手」で先発すると、左横手から緩急を生かした投球で凡打の山を築く。「投げやすく、プレッシャーがなくなった」と初めての神宮のマウンドでも動じず9回1失点完投。四球はわずか1つと制球力が光った。7回表の走塁時に右足をつるアクシデントがあったが「投手は自分しかいない」とエースの意地を見せ、最後までマウンドを守り抜いた。
東京都文京区出身で小さい頃から巨人ファン。「打倒ヤクルトなんですけど、村上選手には頑張ってほしい」と同姓の大先輩にエールを送った。
3回戦進出を決め「今日は野手に助けてもらったので、次はもっと自分が引っ張っていきたい」と力強く意気込んだ。次戦は16日に成城と淵江の勝者と対戦する。
情報提供元: 日刊スポーツ