菊池雄星、5回4失点で4勝目ならず 打線が難攻不落のサイ・ヤング右腕から逆転も踏ん張れず…
<エンゼルス-レンジャーズ>◇7日(日本時間8日)◇エンゼルスタジアム
エンゼルス菊池雄星投手(34)が、5回4失点で4勝目を逃した。
初回にシーガーに先制2ランを被弾。打線が難攻不落のサイ・ヤング右腕ジェーコブ・デグロム投手(37)から2回までに3得点で逆転に成功したが、3回に安打と四球でピンチを招いた。セミエンを空振り三振に仕留めるも、ガルシアに2ストライクから外角のチェンジアップを右前に運ばれ同点。2死一、三塁からハイムに適時内野安打を浴び、逆転を許した。
4回と5回は無安打1四球で無失点に封じたが、3-4の6回からビクター・メドロス投手(24)にマウンドを譲った。
これで今季は19試合に登板して3勝6敗、防御率3・02とした。
試合開始直後にはアクシデントにも見舞われた。先頭ハガーティが放ったほぼ正面の痛烈なゴロがグラブをはじき、一塁側へ転がった。菊池はすぐに打球を拾い上げようと体勢を切り返したが、マウンドのアンツーカーに足を滑らせ激しく転倒。グラブや帽子を飛ばしながら芝生へ背中を強く打ち付ける形で1回転し、ぼうぜんとした表情を見せた。マウンドにトレーナーらが駆けつける騒動となったが、投球練習を行い、プレーを続行した。