ドジャースのムーキー・ベッツ(2024年8月撮影)

<ブルワーズ1-9ドジャース>◇7日(日本時間8日)◇アメリカンファミリーフィールド

ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が、痛恨の適時失策を悔やんだ。

先発の山本由伸投手(26)が1回に3ランを浴び、さらに安打と四球でピンチを拡大。2死一、二塁からダービンを遊ゴロに打ち取ったかと思いきや、ベッツは一塁へ悪送球。ハーフバウンドの送球はさすがの名手フレディ・フリーマン内野手(35)もカバーしきれず、失点を重ねた。山本は後続にも適時打を許し、メジャー最短の2/3を5失点で降板した。

自身のミスが試合の展開を大きく左右した。「スポーツネットLA」などのインタビューに応じたベッツは「大きなミスを犯してしまった」と肩を落とした。チームは投手陣だけでなく、トミー・エドマン内野手(30)やテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)、キケ・ヘルナンデス内野手(33)ら野手陣も故障者が続出。苦しいチーム状況にも「心配はしていないよ。1日1日を大切に過ごしている。私たちにできることは、コントロールできることをコントロールすることだけ明日に向かって準備するだけです」とチームリーダーらしく前を向いた。

この日は「2番遊撃」で4打数ノーヒット。今季は打率2割4分9厘、11本塁打、44打点、6盗塁。OPS(出塁率+長打率)は.713としている。開幕から体調不良や骨折などタフなシーズンが続いているが、スター選手として出場を続けている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 痛恨エラーのベッツ「大きなミスを犯してしまった…」山本由伸メジャー最短KO招く悪送球悔やむ