先発したドジャース山本由伸は初回で降板した(ロイター)

<ブルワーズ9-1ドジャース>◇7日(日本時間8日)◇アメリカンファミリーフィールド

ドジャースが山本由伸投手(26)の乱調もあり、ブルワーズに大敗を喫して4連敗となった。

山本は先頭フリリックに二塁打を浴びると、続くコントレラスに四球。2死二、三塁とするも、ボーンにカウント2-2から高めに浮いたスライダーを左中間席へ運ばれた。

さらに安打と四球でピンチを招くと、ダービンを遊ゴロに打ち取ったかと思いきやベッツが一塁へ悪送球。4点目を失うと、モナステリオに外角の直球を右前に運ばれ、5失点を喫した。山本はメジャー最短の2/3を4安打2四球5失点(自責3)で降板した。

打線はブルワーズ先発のペラルタに6回無失点の好投を許し、主導権を握られたまま敗れた。

大谷翔平投手(30)は第1打席から三塁内野安打、右飛、際どいコースの見逃し三振、右前打。9試合ぶりのマルチ安打をマークした。

翌8日(同9日)はクレイトン・カーショー投手(37)が先発。ブルワーズは新星の怪物右腕ジェーコブ・ミジオロウスキー投手(23)が登板する。

身長6・7フィート(約2メートル1センチ)の長身から、最速102・4マイル(約165キロ)の直球と超高速スライダーを投げ込む。メジャーデビュー戦となった6月12日(同13日)のカージナルス戦で5回ノーヒットピッチング(4四球)を披露すると、20日(同21日)のツインズ戦でも6回までパーフェクト。先発投手がデビューから11イニング連続無安打を記録したのは史上初だった。クラウダー・カレッジが22年ドラフト2巡目(全体63位)で入団し、今季は4試合で3勝1敗、防御率3・20。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 山本由伸メジャー最短KOでドジャース4連敗、大谷翔平は不運な見逃し三振も9戦ぶりマルチ