比叡山対近江兄弟社 1回表、先発の近江兄弟社・中田(撮影・大西真生)

<高校野球滋賀大会:比叡山8-2近江兄弟社>◇7日◇1回戦◇マイネットスタジアム皇子山

32年ぶりの甲子園出場を目指す近江兄弟社が1回戦で敗退した。

現チームになって内野手から投手へ転向し、初めての夏を迎えた主将の中田大貴投手(3年)は3回を8安打4失点。初回に3点を先制され、3回にも1点を追加された。

4回から2番手で登板した内田悠斗投手(3年)も6回に1失点しながら踏ん張ったが、3点ビハインドの8回に崩れ、4回1/3を5安打4失点と比叡山打線の勢いを止められなかった。

中田は3番打者としても6回裏、反撃の2得点を呼ぶ左前打を記録。8回途中からは再登板したが、勝利を呼び込めず。 試合後は「完全に自分の力不足。申し訳ない」と目に涙を浮かべた。

中田は大学で内野手として野球を続ける予定。「チームの中心となって引っ張る選手」を目指す。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校野球】近江兄弟社・中田大貴 投手転向後初めての夏は涙の初戦敗退「力不足」/滋賀