バルセロナ、リバプールFWルイス・ディアスを再びターゲットに ビルバオのFWニコ獲得失敗
バルセロナが再び、リバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアス(28)を獲得の最有力候補に挙げているとスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が7日に報じた。
バルセロナは今夏、左サイドのアタッカーを補強ポイントの1つと考えており、最近までビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズに狙いを定めていた。
しかし、サラリーキャップ(選手の契約年数に合わせて分割された移籍金や選手年俸などの限度額)の問題によりスペインリーグの選手登録を保証できず、ニコ・ウィリアムズに加入を拒まれてしまい獲得に失敗(最終的に同選手は所属クラブと契約延長で合意)。これにより方向転換を強いられる中、以前より獲得候補の1人に挙げていたルイス・ディアスを再びターゲットにしているとのことだ。
同氏によると、ニコ・ウィリアムズは選手登録できなかった場合、自由に退団できる条項を契約に含むことをバルセロナに求めた一方、バルセロナ加入を希望するルイス・ディアスは選手登録できると確信しているため、何の条件もつけないという。チームメートのディオゴ・ジョタの交通事故による急逝で喪に服した後、リバプールに売却を申し入れるつもりだと伝えている。
ルイス・ディアスは22年1月にリバプールへ加入し、昨季の公式戦成績は50試合17得点8アシストと、高い得点力を示していた。(高橋智行通信員)