ジャッジが大谷翔平を引き離す33号2ラン、メジャー1位のローリーにも迫る 前日に流血事件も
<メッツ4-6ヤンキース>◇6日(日本時間7日)◇シティフィールド
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)が2試合ぶりの33号2ランを放った。
「3番右翼」でスタメン出場。3-0の5回1死三塁から、左腕ワデルのチェンジアップを左中間席へ運ぶ33号2ラン。打球速度102・6マイル(約165キロ)、飛距離388フィート(約118メートル)、角度26の当たりだった。
これで本塁打数メジャー単独トップを走るマリナーズのカル・ローリー捕手(28)に2本差。同3位のドジャース大谷翔平投手(31)には3本差をつけた。チームも6連敗をストップさせた。
ジャッジは前日5日(同6日)の同戦で、アクシデントに見舞われていた。4回裏終了後、アンソニー・ボルピ内野手(24)がベンチに戻る途中で三塁線のあたりからジャッジにボールを渡そうと放り投げた時だった。ジャッジは右翼の守備から内野のあたりまで駆け足で戻ってくる途中で、そのボールにはまったく気付いていなかったため、顔面にボールが直撃。右目の横に当たり、サングラスが破損し流血する事態となった。その後は負傷した箇所にばんそうこうを貼って出場を続けたものの、4打数無安打、1三振に終わった。